- 日本語教員試験を受ける人に一番おすすめのメインテキスト
- 日本語教員試験を受けない人にもおすすめのテキストです。
- 1 一般言語学
- 二重分節性とは?
- 2 対照言語学
- 3 認知言語学
- 4 音声と音韻
- 5 調音
- 6 文字と表記
- 7 語彙と形態
- 8 語の意味
- 9 文法の概説
- 10 文型文法
- 11 動詞・形容詞・副詞
- 12 指示詞・助詞
- 13 テンス・アスペクト
- 14 ヴォイス・モダリティ
- 15 語用論
- 16 会話分析
- 17 コミュニケーション学
- 18 コミュニケーション能力
- 19 異文化間教育
- 20 異文化間コミュニケーション
- 21 社会言語学
- 22 待遇表現とポライトネス
- 23 心理と記憶
- 24 言語習得の理論
- 25 学習環境とストラテジー
- 26 誤用分析と中間言語分析
- 27 教授法
- 28 コースデザインと授業計画
- 29 教育実習(前半)
- 30 教育実習(後半)
- 31 授業分析と教師の成長
- 32 目的・対象別日本語教育法
- 33 評価法とテスト
- 34 ICIと日本語教育
- 35 著作権と日本語教育
- 36 言語政策と言語管理
- 37 日本の在留外国人事情
- 38 多文化共生とやさしい日本語
- 39 世界と日本の日本語教育事情
- 40 日本語教育推進法とこれからの日本語教師
日本語教員試験を受ける人に一番おすすめのメインテキスト
日本語教育試験が実施された後に発売された様々なテキストを吟味した結果、
日本語教員試験を受験する上で最も役立つであろうテキストは
荒川洋平先生の日本語教員試験攻略テキスト
という結論に至りました。
そこで、ハマゼミでは、このテキストを使った日本語教員試験対策を動画配信します(7月下旬開始予定)。
動画を見ながら一緒に勉強したい方はまず『日本語教員試験攻略テキスト』を買ってください。
膨大な量を一人でやり切るには大変だと思いますので
一緒に頑張りましょう。
日本語教員試験攻略テキストを使ったハマゼミ動画で勉強したい方は、
YouTubeチャンネル『日本語教師のはま』の【日本語教員試験&日本語教育能力検定試験合格パック】のメンバーシップに参加する必要があります。
YouTubeメンバーシップにはこちらから参加できます。
※メンバーにはランクがあります。この講義を見られるのは月額6000円の【日本語教員試験&日本語教育能力検定試験合格パック】以上のメンバーになりますのでご注意ください。
買切りプランをご購入された方は、同じ内容の動画をvimeoで見ることができます。
vimeo動画の新しいURLはDiscordを通じて告知しています。Discordを見てください。
日本語教員試験を受けない人にもおすすめのテキストです。
『日本語教員試験攻略テキスト』(以下、攻略といいます)は、『日本語教育のスタートライン 本気で日本語教育を目指す人のための入門書』をもとに作られたそうです。
そして、著者の荒川洋平先生が東京外国語大学国際日本学部で開講している「日本語教育概論Ⅰ、Ⅱ」の講義ノートをベースにして書かれたそうです。
つまり日本語教員試験対策だけの本ではなく、東京外国語大学の講義を本で受けられるようなものなんです。
そのため、本書は講義調のわかりやすい口調で書かれています(以上、攻略「はじめに」参照)。
ハマゼミの動画は見なくてもいいので、ぜひこの本だけでも買ってみてください。
荒川洋平先生の著書は初学者でもわかりやすいと大変人気があり、私も以前に下記の本なども読みました。
こちらの本も具体的事例がわかりやすくておすすめです。
1 一般言語学
確認問題
「日本語教員攻略テキスト」を読む前に
以下のキーワードが説明できるか考えてみてください。
マイクに向かって話したり、書いてみたりすることでアウトプットするとなお良いです。
それから「日本語教員攻略テキスト」の該当ページを読んでみてください。
能動的に読むことで理解が定着します。
・言語の恣意性とは?
・人間言語の超越性とは?
・二重分節性とは?
一般言語学の出題傾向と過去問解説【重要】
・令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3C(13)恣意的ではない語
・令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題1問1【アメリカ構造主義言語学】
・令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3B【オノマトペと言語の恣意性】
・平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3D【人間言語の特徴】(17)二重分節性とは?(18)超越性とは?
【言語の特徴】平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3Dの解説より
二重分節性とは?
二重分節性とは、文は形態素に分けられ、形態素は音素に分けられるということ。
形態素とは、それだけで意味が分かる最小単位
形態素がよくわかる例
例えば
子猫という語は、「子と猫」にわけることができます。
「子」も「猫」もそれだけで意味がわかります。
しかし、「猫」をさらにわけて「ね」と「こ」にすると、意味がわかりません。
よって
「子」「猫」←これが形態素です。
「ね」と「こ」をさらにわけます。
「n」「e」「k」「o」←これが音素です。
この音素の組み合わせは無限にあるので、言語は無限の出来事を表現できます。
選択肢4 過去や未来の事態を表せるのは、超越性があるため
我々は今を生きています。
見ているものは、今目の前にあるもの
聞いているものは、今流れている音
匂えるものは、今の匂い
全て今です。
ところが言語は、今以外も表現できます。
「昨日、猫カフェに行った」という話を聞いたら、
その場にいなくても、「ああ、この人は昨日猫カフェに行ったんだな。うらやましい」と想像できます。
言語はその場を超越しているのです。
過去や未来だけじゃなく、全くないものを創造することすらできます。
そう、小説ですね。ファンタジーとか。
言語ってすごい。
2 対照言語学
確認問題
・高低アクセントと強弱アクセントの違いは?
・似た意味を表しているのに言語によって品詞が異なる例は?(平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3B(7)より)
対照言語学の出題傾向と過去問解説【重要】
・令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題1問1【アクセント】
・令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題1問4【日本語の音韻の特徴】
・令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題12問5【原語との音韻的違い】
・令和2年度 日本語教育能力検定 試験Ⅲ問題15問1【アイヌ語の類型】
・平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3A【アクセント】
・平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題3【文字と表記】問5意味が類推できない外来語は?
・平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1(15)【言語の類型】
・平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3B【状態性の述語】(7)言語によっては似た意味を表していても品詞が異なることがある。
・平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題2問5選択肢2【韓国語は日本語と同じ膠着語】
・平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題1問2【日本語と中国語の形態的類型】
3 認知言語学
認知言語学の出題傾向と過去問解説【重要】
・令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題3C(14)【包摂関係】
・令和2年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題5【語彙を覚える方法】
・令和2年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題10【スキーマ活性化】
・令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題9【プロトタイプ】
・平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1(13)【比喩とは】
・平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題2【意味拡張】