サイトアイコン 日本語教師のはま

談話標識とは【ディスコース・マーカー】

談話標識(だんわひょうしき)とは、談話でこれから何が来るか標識。一方通行の道路標識があると、この後に一方通行の道路が来るとわかる。道路標識の談話版とイメージするとわかりやすい。

例)

これから話題を変えたいときに「ところで

これから相手に反論したいときに「でも

これで、やり取りを終えたいときに「では

話し手や書き手が会話や文章の構成、意味の関係、話し手の意図などを聞き手・読み手に伝えるために用いる言語表現。

英語では “discourse markers”

スポンサーリンク
LINE友だち募集中!
はまをフォローする

1. 談話標識の役割

談話標識は、以下のような役割を果たします:


スポンサーリンク

2. 教育的意義

外国語として日本語を学ぶ学習者にとって、談話標識は以下の点で重要です:


スポンサーリンク

3. 例と使い方

談話標識用法例意味・機能
それでそれで、どうなったの?前の話の結果を導く
でも行きたいけど、でも時間がない。逆接(対立)を示す
つまりつまり、どういうこと?要約や言い換えを示す
あのあの、すみませんが……発話の注意を引く・間を取る
じゃあじゃあ、また明日。会話の終わりや話題の切り替え

スポンサーリンク

4. 教育上のアプローチ


スポンサーリンク

5. 留意点

スポンサーリンク

談話標識(ディスコースマーカー)でやりたい過去問

令和6年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題13問5

令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題10問2

平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題12問3

平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題4問4

平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題12問2選択肢4

モバイルバージョンを終了