【過去問解説】平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題12

H23試験Ⅲ
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平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12は【非言語コミュニケーション】です。

問1
1,シンプトムは、徴候
2,サインランゲージは、手話など音声の代わりに指・腕・身振りを用いること。
3,シンボルは、象徴、記号
4,ソシュールは、人間の知覚できる表象をシニフィアン(能記)と呼び、それの持つ意味を、シニフィエ(所記)と呼びました。 例えば、言語記号のうち、音声はシニフィアン、意味はシニフィエとなります。
言語は記号

よって、正解は3です。 

問2
1,パラ言語とは、声の質、話し方、フィラーなど言語の周辺部分のこと。
平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの解説 問題2の問1もご参照ください。
2,言語コードについては、wikipedia参照
3,フィラーとは、言いよどみ。
4,談話標識とは、会話をスムーズにするために発するフレーズ。
よって、正解は1です。

問3
両手を左右に広げることによって、メッセージの内容を補足し、強調しています。

よって、正解は2です。

問4
親指と人差し指の先を合わせて円を作り、手の平を上にするジェスチャー(エンブレム)は、「お金」を意味しているのだと、日本では言葉なしで分かります。
よって、正解は4です。

問5
高コンテクストと低コンテクストについては、
平成27年度 日本語教育能力検定試験Ⅲの解説 問題4の問5をご確認ください。
低コンテクスト文化では、考えをはっきりと言葉に出して表現することがよいとされています。
高コンテクスト文化では、口は災いの元とされています。
よって、正解は4です。

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