大統領選挙開票速報はトランプ氏が優勢です。イギリスといいアメリカといい、欧米は保守化傾向が鮮明になってまいりました。
トランプ大統領が日本語教育を救う。
直前まではクリントン氏が優勢だろうと言われていましたが、蓋を開けてみるとトランプ氏に勢いがありました。日経平均は一時1000円超下げています。イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票の時(Brexit)と同じ流れです。世界はどうなってしまうのでしょうか。私は密かに期待しています。イギリスやアメリカという人気の留学先が保守的になれば、外国人を排斥すれば、日本にとって大きなチャンスだからです。トランプ大統領のおかげで日本語教師は職業として認められるかもしれません。
アメリカは先行き不透明だから日本に留学しようキャンペーン
確かに、過激な発言が目立ったトランプ氏が大統領としてどんなことをするのか、不安ではあります。TPPも頓挫するのでしょうし、在日米軍の更なる経費負担を求められるかもしれません。経済的にはマイナスで、日米関係は悪化するでしょう。ですが、一番大変なのはアメリカ自身です。
カナダへの移民を考える人が急増しています。
アメリカへの留学を取りやめる学生も増えるに違いありません。
一方で、日本は国を挙げて、訪日外客・留学生を増やそうとしています。
ということは…
英米が保守的になる→アジアからの留学生が減少する→代わりの留学先は?→日本においでよ→日本語教師の需要が高まる
不安材料は円高
近年、日本に外国人が急増したのは、デフレと円安により、日本の物価が相対的に安くなったから。
市場の予想に反するトランプ大統領ということで、前日比3円を超える円高になっています。
100円前後ならいいのですが数年前のように70円台になってしまうと、外国人にとって日本の物価が急上昇。
旅行者も留学生も減ってしまう。
政府・日銀が頑張っても、市場の流れが円高になった場合は止められませんから、それだけは怖いです。
2016/11/9 14:01:55