平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題11は【フェイスとポライトネス】です。
問1
ポジティブフェイスとネガティブフェイスについては、平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12の問5に書きましたので、そちらをご参照ください。
正解は、2です。
問2
平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12の問5の解説のとおり、ポジティブフェイスを満たすためには、仲間内で用いられる言葉を使ったりします。
よって、正解は3です。
問3
平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12の問5の解説のとおり、ネガティブフェイスでは、必要以上に謝ったり、控えめな表現にします。
よって、正解は3です。
問4
平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12の問5の解説のとおり、フェイスを脅かさないように配慮することをポライトネスといいます。
よって、正解は4です。
問5
江村裕文『日本語における「注釈表現」あるいは「メタ言語行動表現」』によると、
正解は3です。
尾谷ゼミの日記『日本語会話における前置き表現』も参考になります。
問6
平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題12の問1と同じく、「規範的な立場から」敬語の使い方を見る問題です。
1は、「規範的な立場」からすれば敬語がしつこくて違和感を感じますので、2が宜しいのではないでしょうか。
よって、正解は2です。