平成25年度(2013年)日本語教育能力検定試験Ⅱ(聴解)の問題1はアクセント形式です。アクセント型の聞き取りは、できる人とできない人の差が大きいのですが、できない人も慣れによってある程度は聞き取れるようになります。
アクセントの下がり目(アクセントの滝)が一番聞き取りやすいです。「ん、いまちょっと変わったな?」という部分で、アクセントが高から低に変わっています。
自分で発音してみることも重要です。アクセントの低いほうを「ド」、アクセントの高い方を「ミ」と言い換えて発音してみると分かりやすいと思います。例でいえば、
食べ物が→ドミミミド
と発音します。
1番 お客様と
「おきゃくさまと」のアクセント形式は
「低高低低低低」です。
よって、正解はdです。
2番 久しぶりに
「ひさしぶりに」のアクセント形式は
「低低低高低低」です。
よって、正解はdです。
3番 のりと似ている
「のりとにている」のアクセント形式は
「低高低高高高低」です。
よって、正解はaです。
4番 テレビの前で
「てれびのまえで」のアクセント形式は
「低高高低低高低」です。
よって、正解はcです。
5番 沖縄の夏は
「おきなわのなつは」のアクセント形式は
「低高高低低高低低」です。
よって、正解はdです。
6番 暖かいうちに
「あたたかいうちに」のアクセント形式は
「低高低高低低低高」です。
よって、正解はdです。