「という」の誤用とは? 平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題2(3)の解説

初級を教える人のための日本語文法ハンドブックH30試験Ⅰ

平成30年度(2018)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題2(3)の誤用は【カレーを作っているという匂いがします】です。

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解き方

例がどんな誤用か考える

「という」がいらない!

選択肢から同じ誤用を探す

各選択肢から「という」を抜いてみよう。2だけ変だ。答えは2

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日本語レッスンで役立つ豆知識

これは名詞修飾の問題です。日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第4版ではp91にちょっと記載があります。

名詞修飾とは、名詞を修飾するもの。わかりやすくいうとその名詞を詳しく説明しているものです。

問題文であれば、どんな「匂い」か、「匂い」という名詞を説明する部分が「カレーを作っている」です。これを名詞修飾節と言います。連体修飾とも言います。

名詞修飾(連体修飾)では、「という」を使う時と使わない時があります。その区別が難しい。「という」がいらないのに「という」を入れてしまうという間違いが多い。だからその誤用が出題されたというわけですね。

本問は「という」がいらないバージョンでしたが、例えば「うわさ」「意見」などの名詞を修飾するときは「という」が必要になります。

例)カレーをつくっているという噂を聞きました。

名詞修飾については、初球を教える人のための日本語文法ハンドブックのp182~(「という」はp188)に詳しい記載がありますので読んでみてください。

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この本は日本語教師になってからとてもお世話になる本ですし、日本語教育能力検定試験完全攻略ガイドの弱いところである文法を補完してくれる本なのでオススメです。

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