平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲの問題2は【実質語】です。
問1
実質語(内容語)とは、実質的な意味のある語。名詞、動詞、形容詞など。
機能語とは、文法的機能をもつ語。接続詞、助詞、助動詞など。
機能語に比べて実質語(内容語)は、語彙量、使用する語とも個人差が大きいです。
よって、正解は1です。
問2
シンタグマティック(統合的)な関係に位置する語、すなわち、「漕ぐ」とつながる言葉を選ぶ問題です。
「自転車」が「漕ぐ」とつながります(自転車を漕ぐ)。
よって、正解は2です。
問3
『文中に「常に」「全て」など「例外を認めない言葉」が入っていた場合、高確率でその選択肢は誤りである』というストラテジーを使えば、
正解は2です。
問4
英語の慣用句と日本語の慣用句を比べてみると、慣用句として結びつく要素は、言語間で異なっていることがわかります。
よって、正解は4です。
問5
1,を作る、を焼く、に加える。
2,に触れる、を壊す、にぶつかる。
3,と結婚する、とけんかする、に説明する。
4,に見せる、に貸す、に渡す。
よって、正解は4です。
問6
近年の教育界(日本語に限らず)では、「自律的」というキーワードが大人気で、とりあえず「自律的」と言っておけば間違いないという雰囲気があります。
よって、正解は2です。