【過去問解説】平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題11

H25試験Ⅰ
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平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅰの問題11は【言語には話し手の属性を伝える機能がある】です。

問1
かつて女性が使っていた「てよだわ言葉」はあまり使われなくなり、いわゆる女性っぽい言葉遣いは小説やアニメでしか見られなくなりました。

一方、「行くだろ」「行く」「行く」「行け(命令形+よ)」などの男っぽい言葉遣いはまだまだ残っています。

つまり、共通語化に向けた変化の度合いは、女性の方が比較的高いといえます。

よって、正解は2です。

問2 
トラッドギルが提唱する、言葉の「顕在的権威」と「潜在的権威」のうち、潜在的権威に関する問題です。
潜在的とは「表面に現れないで内部に隠れて存在しているさま(大辞林)」
ということは、表面上は権威じゃないということなので、空欄(ア)は、「低く」が入ることが分かります。社会的地位が低い言語形式とは、ヤンキーや悪者が使う言葉ですね。そして中学生の頃にヤンキーがモテたり、悪いことに憧れるのは自然(無意識的)です。

よって、正解は3です。

問3
菊沢といえば位相論研究

よって、正解は1です。


1,位相とは、性別、年齢、職業など、社会集団の違いや場面の相違に応じて言葉の違いが現れる現象(大辞林)。
2,方言周圏論とは、柳田国男が「蝸牛考」で唱えた、方言語彙の地理的分布の成因に関する学説(大辞林)。
3,社会方言とは、ある社会的集団に固有な諸特徴を持つ方言(大辞林)。
4,世相語とは、世相や風俗を反映した言葉。新語・流行語・若者語など。

問4
現代日本語では階層差が希薄になっています。

よって、正解は2です。

問5
国立国語研究所のウェブサイトを見ると、国立国語研究所は「国語及び国民の言語生活に関する科学的な調査研究を行い,あわせて国語の合理化の確実な基礎を築くための事業を行う機関として設置され」とあります。

よって、正解は2です。

問6
3,警察用語など隠語志向に基づく集団語もあれば、漁師用語など仲間意識を高めるために使われる用語もあります。
よって、正解は3です。

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