【過去問解説】日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1(13)【平成28年度】2016年

H28試験Ⅰ

平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1(13)【割合を表す表現】を検討します。

割合とは、二つの数量を比べた時に、一方が他方の何倍にあたるかという関係。比率。率。割。(スーパー大辞林3.0より)

下線部の言葉が割合を表しているかどうかは、「割合」という言葉を使って文章を言い換えられるかどうか検討するのが簡単です。

1,につき

・スタンプ50個につきお一人様500円値引き

→スタンプ50個につきお一人様500円値引きという割合

→500円/スタンプ50個 という割合。

2,に対して

・留学生5人に対して日本人学生1人

→留学生5人に対して日本人学生1人という割合

→日本人学生1人/留学生5人 という割合。

3,あたりの

・1㎡あたりの地価

→1㎡あたりの割合で地価

→○円/1㎡ という割合。

森田良行著『基礎日本語辞典』53頁によると、『あたり』は「数詞や、数量の単位となる語に付く。全体を平均してならし、個々に割りふったとき、その各々に配当される量を表す。(中略)『あたり』は”当たること”。一単位に当たってどの程度の分量や数になるかを問題とする意識である。」

4,にて

先着50名にて申し込みを締め切り

→申し込めるのは先着50名までという意味。割合ではありません。

5,に

・成人男性の5人1人

→成人男性の5人1人という割合

→1人/5人 という割合。

よって、割合を表していない4が正解です。

 

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