平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題14【日本語学習者】の解説

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平成30年度(2018)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題14は【海外の日本語学習者】です。

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問1【海外の日本語学習者数は東アジアと東南アジアに集中】

でましたね! 国際交流基金の海外学習者調査。これは3年に1度行われていて、毎回、日本語教育能力検定試験に出るので要チェックです!

YouTube動画を作りましたのでよかったら見てください。

国際交流基金(JF)の2015年度海外日本語教育機関調査によると、正解は2です。

ただし、これから出題されるのは、2018年度海外日本語教育機関調査になりますのでこちらを確認してください。最終版の報告書はボリュームが多いので、速報値だけ見ておくのも手です。

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問2【中国の学習者数が世界最多になった契機】

  1. 1978年 改革開放政策の提唱
  2. 2008年 戦略的互恵関係の提唱
  3. 1972年 日中国交正常化
  4. 1989年 東西冷戦終結

よって、答えは3です。

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問3【在中国日本語研修センター(大平学校)とは】

 在中国日本語研修センターとは、1980年に当時の大平首相の提唱を受けて設立されたので、通称、太平学校ともいいます。1980年から1985年までの5年間に計600名の中国の大学で教える中国人教師の再教育を実施しました。

よって、答えは1です。

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問4【韓国の学習者はどこで日本語を学ぶか】

韓国では中等教育機関(中学校と高等学校)で第二言語を学べるため、そこで日本語を選ぶ人が多いです。

よって、答えは2です。

なお、2015年度調査は2012年度調査に比べて、海外の日本語学習者が30万人ぐらい減って衝撃を受けたのですが、その主な原因が韓国の日本語学習者の激減でした。2012年度調査では84万人だったのが2015年度調査では55万人になっています。これは、中等教育機関(中学校と高等学校)で第二言語として日本語を学ぶ人が減ったためです。

2018年度調査では台湾の日本語学習者が激減しています。アジアいえ世界における中国の存在感が高まる中、日本語ではなく中国語を勉強している人が増えているようです。

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問5【東南アジア諸国の日本語教育事情】

1が違います。インドネシアでは、教育課程の改定後、高校での第二外国語が選択科目になったので、受験に有利な科目を選ぶ学生が増え、日本語学習者が減少しました。選択肢2~4はその通りなのでそのまま覚えましょう。

よって、答えは1です。

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