結果の評価とは?平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1(15)の解説

日本語教育能力検定試験H30試験Ⅰ

平成30年度(2018)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題1(15)の問題は【結果の評価】です。

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解き方

結果の評価、結果を評価する? いいか悪いか? 結果をいいと思っているのか? 悪いと思っているのか? 選択肢を見ると「…」と後ろの文がカットされているので、そこをなんと言うか考えてみよう。

  1. 株で大損した。
  2. 株で大損した。
  3. 日本語教育能力検定試験に合格した
  4. 株で大損した。
  5. 株で大損した。

ええ。最近、株で大損して、日本語教師の薄給から必死に貯めたお金が飛んで行ってしまったんです…。

という私情はさておき、3だけ結果がポジティブですね。よって答えは3です。

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授業に役立つ豆知識

この問題は原因・理由を表す文法がいろいろ使われていますね。このような文法を教えるときは同じ「原因・理由」でも、それぞれどんな場面で使うのか考えて、違いを示す必要があります。

例えば、4の「せいで」は結果を悪いと評価しているときに使う文法ですね。

気を付けたいのは1の「おかげで」

これは本来、結果を良いと評価するときに使う文法なのですがこの問題では皮肉に使われているので結果が悪くなっています。

皮肉に使われていると日本語母語話者なら感覚的にわかりますが、その感覚を学習者には論理的に伝えなければなりません。皆さんならどうやって伝えますか?

ちょっと考えてみてください。

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皮肉だとわかる理由

ポイントは「てしまった」ですね。

この「てしまった」は後悔を表しています。

だからこの文の「おかげで」は皮肉だとわかるんですね。

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過去問解説おすすめ動画

平成30年度(2018)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題1の過去問解説は動画も作っています。

聞くだけでもOKなので、パソコンで目が疲れた方はどうぞ。聞き流しも耳に残って勉強になるかと思います。

【過去問解説】平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題1【2018】問題の解き方
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