【過去問解説】令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題13【2019】日常会話

R1試験Ⅲ
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問1の解き方

日本人の会話の特徴

①相槌が多く、発話が細切れになりがち。

②1つの発言を皆で作り上げる(共同発話)

共同発話の例

A:はっくしゅん…。いやー、昨日、クーラーつけたまま寝ちゃって…。

B:あ、かぜひいちゃったの?

A:そうそう。最近、暑くなってきたから…。

B:うん、クーラーつけちゃうよねー。あ、風邪の時はあれがいいよ。あの、レモン、切って…

A:あー、はちみつにつけて食べるとか?

B:そうそう。はちみつレモン。

★授業でどう使う?

 テキストの会話はこのような会話がほとんどない。

 相槌とか「て形」で終わるとか自然な会話にする工夫を。

1.会話が作られていない。

2.2人で作った「寒くていや」

3.ひどい。

4.同意したのみ。

答えは2

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問2の解き方

1.みんなで繰り返して強調しよう!

2.「暑い」「暑い?」確認

3.会話を続けるスキル繰り返し。

4.繰り返しなので新情報はなし。

答えは4

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問3の解き方

1.普通の確認

2.普通の指摘

3.知らんがな。

4.「売ってると思うよ」

答えは3

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問4の解き方

アコモデーション(accommodation)とは適応

アコモデーション理論とは、相手に応じて話し方を調整すること。

平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題13はアコモデーション理論を説明

コンバージェンス convergence (収束)

 相手に近づく話し方

ダイバージェンス divergence (分岐)

 相手から離れる話し方

コンバージェンス 相手に近づく

例)

ベビートーク    :赤ちゃんと話す。

フォリナートーク  :非母語話者と話す。

ティーチャートーク:学習者と話す。

ダイバージェンス 相手から離れる

例)

・地方出身者がそれをアピールするために東京でも常に方言で話す。

・外国人が外国人であることを示すために外国人なまりを強調する。

なお、選択肢の1つとして平成27年度日本語教育能力検定 試験Ⅰ問題12問

1.ベビートークで赤ちゃん近づくコンバージェンス

2.東京でも方言話すダイバージェンス

3.おじさんが若者言葉でコンバージェンス

4.帰国生日本に合わせてコンバージェンス

答えは2

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問5の解き方

1.日本人は相づちが多いので会話練習に組み込もう。

2.創作できないと会話が組み立てられない。

3.内容の押しつけはダメ。

4.何でも分析大事ですよね。

答えは4

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