【過去問解説】令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題6【2021】

R3試験Ⅰ
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令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題6の正答率

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問1の解き方【インプット強化】

インプット強化とは、ある言語形式をハイライトしたり文字に色付けしたりするなど視覚的に強調してインプットの質を高める試み(「第二言語習得におけるインプット強化と自然言語処理技術」より)

よく見ると各選択肢が4技能に対応していることが分かります。

選択肢1 書く

書くはアウトプット

選択肢2 話す

話すはアウトプットです

選択肢3 読む

読むはインプットです。目立たせることでその部分に気づき、インプットしやすくなります。

このブログも見てもらいたい情報は太字にしたり、ハイライトを使っています。

選択肢4 聞く

聞くはインプットですが、理解可能だけでは、強化とはいえません。

簡単すぎて退屈するかも。

よって、答えは3

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問2の解き方【最近接発達領域(ZPD)】

最近接発達領域については下の記事をどうぞ

選択肢1

「一人ではできないこともできるようになっていく」のが、最近接発達領域(ZPD)の概念に基づく考え方です。

選択肢2

最近接発達領域とは、まだ一人ではできないが、他者のサポートを受ければできる領域のこと(平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題10問5より)

「学習者は、日常の「なぜ」という疑問から出発し、実戦への転換、反省という過程を繰り返しながら、学びを拡張していく」というのは、学びの過程であり、ZPDの概念に基づく考え方というわけではない。

選択肢3

確かに、ZPDの概念では「他者のサポート」が必要ですが、それは学習者が一人ではできないことでもできるようにするためです。

「社会的活動に参加し…深く関与できるようになる」ためではありません。

「他者のサポート」の目的が異なります。

選択肢4

「学習者は、生理的な欲求や安全、帰属などの低次の欲求が満たされた後に、承認、自己実現といった高次の欲求をもとめるようになる」のはマズローの欲求五段階説かと。

マズロー令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題9で登場しているので見ておいてください。

よって、答えは1

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問3の解き方【プロジェクト型学習】

プロジェクト型学習とは、プロジェクトをベースに学ぶこと。Project Based Learningを略してPBL

とも。特定の科目を勉強しようとするのではなく、プロジェクトのために取り組む学習法です。

似た言葉であるプロジェクトワークについては下の記事をどうぞ。

似た言葉の違いは人によって使い方が異なりますので、あまり気にしすぎないでください。

「プロジェクト〜」…特定科目を勉強するのではなくプロジェクトに取り組むイメージ

選択肢1

プロジェクト学習は、学習者が主体となって行うので、信頼性のある実証的なデータや、関連資料を収集することができるテーマである必要があります。

選択肢2

答えが一つだと、プロジェクトにする必要がなく活動が終わってしまいます。

選択肢3

プロジェクト学習は、学習者が主体となって、グループで議論したり、試行錯誤することが、学びにつながります。

選択肢4

解答に至るまでが明確だと、議論する必要がなくなり、すぐに終わってしまいます。

よって、答えは4

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問4の解き方【KJ法】

KJ法とは、カードに一つずつアイデアを書いた後で、類似したアイデアをグループにして上位概念でまとめる方法。

よって、答えは2

この問題はただの暗記問題ですし絶対に知っておくべき知識でもないので間違えても気にする必要はありません。

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問5の解き方【ジグソー法】

ジグソー法については下の記事をどうぞ

選択肢1

グループごとに異なった情報が与えられ、その内容理解を深める。その後、異なる情報を持った学習者同士で別のグループを編成し、内容を教え合う

→ジグソー法の活動方法です。

よって、答えは1

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ハマの解説動画が見たい方はこちらから

【過去問解説5】試験Ⅰ問題6問題7【2021】令和3年度日本語教育能力検定試験 by 日本語教師のハマゼミコミュニティ
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