プロジェクトワークとは?

公認日本語教師の試験対策

プロジェクトワークの特徴と留意点

プロジェクトワークとは、学習者が主体となって、グループごとに何らかのプロジェクトを設定し、プロジェクトを遂行していく過程で日本語を学習していく活動です。

目的はあくまで、プロジェクトの達成であり、文法学習ではありません。文法はプロジェクトを進めていく過程で学んでいきます。

一度、プロジェクトの目的を決めると後で変えるのは難しいので、最初にどんなプロジェクトにするかよく話し合う必要があります。

遂行の過程で、日本人にインタビューするなど、日本人とのインターアクション(やり取り)が行われるようなプロジェクトが望ましいです。

後述するプロジェクトワークのメリットとも関わってきますが、総合的な日本語の力が伸ばせるよう、読む・書く・聞く・話すの4技能を使うプロジェクトが理想です。

プロジェクトワークの具体例

・ウェブサイト作成

・新聞作成

・料理教室(日本人に母国の料理の作り方を教える)

・留学相談(学習者の母国に留学したい日本人の相談にのる)

プロジェクトワークのメリットとデメリット

プロジェクトワークのメリット(長所)

・読む・書く・話す・聞く・の4技能の総合的な力を身につけることができる。

・現実的、実践的な日本語力を身につけることができる。

・学習者の自律性を高めることができる。

・自分が興味があるものを扱うので学習者の好奇心が満たされる。

プロジェクトワークのデメリット(短所)

・学生が主体的でない場合、プロジェクトがうまく進まない恐れがある。

・時間がかかる。

・学習内容が偏る恐れがある(体系的な学習がしにくい)。

・細かな正確性はおろそかになる恐れがある。

プロジェクトワークに関する教授法

プロジェクトワークと似たような説明をしている教授法を聞いたことがありませんか?

そう。

タスク中心の教授法です。

タスク中心の教授法では、タスク(課題)を遂行する過程で日本語を学習します。

そのタスクを、学生が主体となって設定し、グループで行う場合、プロジェクトワークといえるでしょう。

プロジェクトワークに関するレポート

プロジェクトワークは中級以上の学習者に効果的な手法とされていますが

初級日本語クラスにおけるプロジェクトワークの実践

という興味深いレポートもインターネットで読むことができます。

よかったらどうぞ。

他にも、神戸大学の実施事例に関するレポート

日本語教育におけるプロジェクトワークの意義と課題

こちらもおすすめです。

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過去問での出題例

平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題5

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