現代日本語文法⑤第9部とりたて第1章【とりたての概観】第2章【累加を表すとりたて助詞】第3章【対比を表すとりたて助詞】第4章【限定を表すとりたて助詞】を分かりやすく解説

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現代日本語文法は日本語の文法を網羅した本としては最高の本です。

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  2. 本日の問題
  3. 第9部とりたて 第1章とりたての概観 第1節【とりたてとは】
    1. 1. とりたての規定
    2. 2. とりたての機能をもつ形式
      1. 2.1 取り立て助詞
      2. 2.2 とりたて助詞以外のとりたての機能をもつ形式
  4. 第9部とりたて 第1章とりたての概観 第2節【とりたて助詞の意味】
    1. 1. とりたて助詞の意味
      1. 1.1 累加
      2. 1.2 対比
      3. 1.3 限定
      4. 1.4 極限
      5. 1.5 評価
      6. 1.6 ぼかし
    2. 2. 疑問語・数量語につくとりたて助詞
  5. 第9部とりたて 第1章とりたての概観 第3節【とりたて助詞の性質】
    1. 1. とりたてられる要素
      1. 1.1 格成分のとりたて
      2. 1.2 副詞的成分のとりたて
      3. 1.3 節のとりたて
      4. 1.4 述語のとりたて
    2. 2. 述語を名詞化するとりたて
    3. 3. とりたてられる範囲
    4. 4. 2つのとりたて助詞の結合
    5. 5. とりたて助詞が用いられた文の特徴
  6. 第9部とりたて 第1章とりたての概観 第4節【とりたての副詞】
    1. 1. とりたての副詞とは
    2. 2. とりたてられる要素
    3. 3. 意味と用法
      1. 3.1「ただ」「単に」「たった」
      2. 3.2「特に」「とりわけ」「なかでも」
  7. 第9部とりたて 第2章累加を表すとりたて助詞 第1節【累加を表すとりたて助詞とは】
    1. 1. 累加のとりたてとは
    2. 2. 累加を表すとりたて助詞
  8. 第9部とりたて 第2章累加を表すとりたて助詞 第2節「も」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.2 意味
      2. 1.2 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 ほかのとりたて助詞との結合
      3. 2.3 共起しやすい語句
    3. 3. 累加を表す「も」の周辺
      1. 3.1 極限を表す「も」
      2. 3.2 ぼかしを表す「も」
      3. 3.3 そのほかの「も」
          1. 逆接を表す「も」
          2. 副詞の一部になる「も」
          3. 慣用的表現で用いられる「も」
          4. もっとも早い時期を表す「も」
          5. 形式的な「も」
  9. 第9部とりたて 第3章対比を表すとりたて 第1節【対比を表すとりたて助詞とは】
    1. 1. 対比のとりたてとは
    2. 2. 対比を表すとりたて助詞
  10. 第9部とりたて 第3章対比を表すとりたて助詞 第2節「は」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.1 意味
      2. 1.2 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 ほかのとりたて助詞との結合
    3. 3. 対比を表す「は」の周辺
  11. 第9部とりたて 第3章対比を表すとりたて助詞 第3節「なら」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.1 意味
      2. 1.2 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 ほかのとりたて助詞との結合
    3. 3. 「は」との違い
    4. 4. 対比を表す「なら」の周辺
      1. 4.1 主題を表す「なら」
      2. 4.2 条件節の「なら」
  12. 第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第1節【限定を表すとりたて助詞とは】
    1. 1. 限定のとりたてとは
    2. 2. 限定を表すとりたて助詞
  13. 第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第2節「だけ」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.1 意味
      2. 1.2 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 述語を名詞化するとりたて
      3. 2.3 ほかのとりたて助詞との結合
      4. 2.4 共起しやすい語句
    3. 3. 限定を表す「だけ」の周辺
      1. 3.1 程度を表す「だけ」
      2. 3.2「だけに」「だけあって」「だけ(のことは)ある」
      3. 3.3「のみ」
  14. 第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第3節「しか」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.1 意味
      2. 1.2 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 ほかのとりたて助詞との結合
      3. 2.3 共起しやすい語句
    3. 3.「だけ」との違い
    4. 4. 限定を表す「しか」の周辺
      1. 4.1「しかない」
  15. 第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第4節「ばかり」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.1 意味
      2. 1.2 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 述語を名詞化するとりたて
      3. 2.3 ほかのとりたて助詞との結合
      4. 2.4 共起しやすい語句
    3. 3.「だけ」「しか」との違い
    4. 4. 限定を表す「ばかり」の周辺
      1. 4.1 程度を表す「ばかり」
      2. 4.2 比喩を表す「ばかり」
      3. 4.3 概数を表す「ばかり」
      4. 4.4 アスペクトを表す「ばかり」
      5. 4.5「ばかりに」
      6. 4.6「気持ちばかり」「心ばかり」「名ばかり」「申し訳ばかり」
  16. 第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第5節「こそ」
    1. 1. 意味と用法
      1. 1.1 限定を表す中心的な用法
      2. 1.2 逆接条件節・等位節の中で限定を表す用法
      3. 1.3 述語の制限
    2. 2. 接続と共起
      1. 2.1 とりたてられる要素
      2. 2.2 ほかのとりたて助詞との結合
    3. 3.「だけ」「しか」「ばかり」との違い
    4. 4. 限定を表す「こそ」の周辺
      1. 4.1「こそは」
      2. 4.2「それでこそ」
      3. 4.3「それこそ」
  17. 第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第6節【関連する表現】
    1. 1. 限定を表す「が」
      1. 1.1 意味と用法
      2. 1.2 述語の制限
      3. 1.3 とりたてられる要素
      4. 1.4 共起しやすい語句
    2. 2. 限定に関連するそのほかの表現
      1. 2.1「に限り」
      2. 2.2「に限って」
      3. 2.3「にすぎない」
  18. 本日の問題の答え

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【文法を極める会17】現代日本語文法⑤第9部とりたて第1章【とりたての概観】第2章【累加を表すとりたて助詞】第3章【対比を表すとりたて助詞】第4章【限定を表すとりたて助詞】 by 日本語教師のハマゼミコミュニティ
【文法を極める会】では①日本語教育能力検定試験合格や②日本語を教える時に役立つ文法を勉強しています。ここでは【文法を極める会】の動画を500円で購入してダウンロードすることができます。本をお持ちでない方はこちらからご購入ください。
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本日の問題

【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを1つ選べ。

(17)【「だけ」の用法】p53

1 欲しいだけ持っていっていいですよ。

2 この本だけは手放したくない。

3 この秘密は、姉と私だけしか知らない。

4 あくせく働いてお金をかせぐだけが人生じゃない。

5 お湯を注ぐだけで、スープができる。

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第9部とりたて 第1章とりたての概観 第1節【とりたてとは】

1. とりたての規定

p3~

とりたてとは、文のある要素を目立たせて特別な意味を与えること。

・姉おにぎりが好きだ。

「も」で目立たせて「他の人もおにぎりが好き」という特別の意味が付与されている。

2. とりたての機能をもつ形式

2.1 取り立て助詞

p4

本で

2.2 とりたて助詞以外のとりたての機能をもつ形式

本で

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第9部とりたて 第1章とりたての概観 第2節【とりたて助詞の意味】

1. とりたて助詞の意味

1.1 累加

p5

累加のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、同類のほかのものにその要素を加えること

・私は猫好きだ。

上の文は「」で、文中の「猫」をとりたてて、同類の他のもの「好き」であることを伝えています。例えば、

・私は犬が好きだが、猫も好きだ。

1.2 対比

対比のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、同類のほかのものとの違いを示すこと

・私は猫好きだ。

上の文は「」で、文中の「猫」をとりたて、同類のほかのものは「好きじゃない」という同類のほかのものとの違いを示している。

・私は犬は好きじゃないが、猫は好きだ。

1.3 限定

限定のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、その要素が唯一のものであることを示すこと

・私は猫だけが好きだ。

上の文は「だけ」で、文中の「猫」をとりたてて、同類で好きなのは「猫」が唯一であることを示している。

1.4 極限

極限のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、同類のものの中でそれが極端な例であることを示すとともに、ほかのものは当然そうであることを示す

・猫は極悪人さえ笑顔にする。

上の文は「さえ」で、文中の「極悪人」をとりたてて、「極悪人」は普通笑顔にならない(というイメージな)のでそれが極端な例であることを示すとともに、「極悪人」さえ笑顔になるのだからほかのものは当然笑顔になることを示している。

1.5 評価

評価のとりたてとは、文中にある要素をとりたて、それに対する話し手の評価を表すこと

・おばけなんてないさ

上の文は「なんて」で、文中の「おばけ」をとりたてて、「おばけ」は大したことがないもの、自分は気にならないもの、という話し手の評価を表している。

1.6 ぼかし

ぼかしのとりたてとは、文のある要素をとりたて、同類のものがほかにあることを漠然と示すことで、文全体の意味をやわらげること

・お茶でも飲みに行かない?

上の文は「でも」で、文中の「お茶」をとりたてて、同類のものがほかにある(コーヒー・紅茶など)ことを漠然と示すことで、文全体の意味をやわらげている。

・お茶を飲みに行かない?

・お茶でも飲みに行かない?

2. 疑問語・数量語につくとりたて助詞

p8

疑問語+「も」:全否定

・どこ行かない

疑問語+「でも」:全肯定

・どこでも行く。

最小の数量+「も」:全否定

一個もない。

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第9部とりたて 第1章とりたての概観 第3節【とりたて助詞の性質】

1. とりたてられる要素

1.1 格成分のとりたて

p9~

格成分についてはこちら

残りは本で

1.2 副詞的成分のとりたて

p10~

本で

1.3 節のとりたて

p11~

本で

1.4 述語のとりたて

p12

それぞれの接続を本で確認

2. 述語を名詞化するとりたて

p12~

本で

3. とりたてられる範囲

p13~

本で

4. 2つのとりたて助詞の結合

p14~

本で

5. とりたて助詞が用いられた文の特徴

p14~

本で

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第9部とりたて 第1章とりたての概観 第4節【とりたての副詞】

1. とりたての副詞とは

p15~

本で

2. とりたてられる要素

「ただ」「単に」「たった」:ほかのものを排除して、とりられたものが量的・質的に限られたものになっている。

「特に」「とりわけ」「なかでも」:とりたてられたものは同類のほかのものに比べ、より条件にふさわしい。

3. 意味と用法

3.1「ただ」「単に」「たった」

p16~

「ただ」「たった」+数量:数量が少ないことを表す。

たった1分で弟は全てのおにぎりをたいらげた。

「ただ」「単に」+否定:一度限定的な範囲を示した後、限定を解除。

・試験に受かりたければ、ただ暗記するのではなく自分の頭で考えなければならない。

3.2「特に」「とりわけ」「なかでも」

p17~

「特に」「とりわけ」「なかでも」:ある条件にほかよりよく当てはまることを示す。

・日本語教育能力検定試験は難しいです。特に文法問題が難しいです。

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第9部とりたて 第2章累加を表すとりたて助詞 第1節【累加を表すとりたて助詞とは】

1. 累加のとりたてとは

p19~

累加のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、同類のほかのものにその要素を加えること

・私は猫好きだ…同類のほかものが明示されない例

・私は犬が好きだが、猫好きだ…同類のほかものが明示される例

上の文は「」で、文中の「猫」をとりたてて、同類の他のもの「好き」であることを伝えています。

2. 累加を表すとりたて助詞

累加を表すとりたて助詞は、「も」

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第9部とりたて 第2章累加を表すとりたて助詞 第2節「も」

1. 意味と用法

1.2 意味

p20~

省略

1.2 述語の制限

p21

本の例文を確認

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p22~

本で

2.2 ほかのとりたて助詞との結合

p25

「なんかも」「なども」:ぼかし+累加

2.3 共起しやすい語句

p25

本の例文を確認

3. 累加を表す「も」の周辺

3.1 極限を表す「も」

p26

・猿木から落ちる…極限

木登りが上手な猿でさえ木から落ちることがある。

3.2 ぼかしを表す「も」

p138~で扱います。

3.3 そのほかの「も」

p27~

逆接を表す「も」

・儚く美しいのは=はかなくても美しいのは

副詞の一部になる「も」

惜しくも一点足りずに落ちた。

慣用的表現で用いられる「も」

p27~

本の例文を確認

もっとも早い時期を表す「も」

p28

本で

形式的な「も」

・ラーメンよりもおにぎりが好きだ。

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第9部とりたて 第3章対比を表すとりたて 第1節【対比を表すとりたて助詞とは】

1. 対比のとりたてとは

p29

対比のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、同類のほかのものとの違いを示すこと

・私は猫好きだ…対比の相手が明示されない例

・私は犬好きじゃないが、猫好きだ…対比の相手が明示される例

上の文は「」で、文中の「猫」をとりたて、同類のほかのものは「好きじゃない」という同類のほかのものとの違いを示している。

2. 対比を表すとりたて助詞

対比を表すとりたて助詞は、「は」と「なら」

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第9部とりたて 第3章対比を表すとりたて助詞 第2節「は」

1. 意味と用法

1.1 意味

1.「は」がつく成分が述語に近いほど対比の意味になりやすい。

①A図書館には英語の本はある…「英語の本は」が対比の意味

①A図書館には英語の本はあるが、日本語の本はない。

②英語の本はA図書館にはある…「A図書館には」が対比の意味

②英語の本はA図書館にはあるが、B図書館にはない。

2.「は」のつく成分が音声的に強調されると対比の意味になることが。

今日はおにぎりはありません…「今日は」を強調すると「昨日」「明日」などと対比

・今日はおにぎりはありません…「おにぎりは」を強調すると、他のものとの対比

1.2 述語の制限

p34

省略

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p34~

本で

2.2 ほかのとりたて助詞との結合

p36~

本で

3. 対比を表す「は」の周辺

p37~

本で

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第9部とりたて 第3章対比を表すとりたて助詞 第3節「なら」

1. 意味と用法

1.1 意味

p38~

XならP:Pを成立させるための要件はX

・おにぎりなら作れる

・おにぎりだったら作れる

・おにぎりでしたら作れます

「作れる」ための要件は「おにぎり」

1.2 述語の制限

p39~

本で

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p40~

本で

2.2 ほかのとりたて助詞との結合

p41~

本で

3. 「は」との違い

p42~

数量語につく「は」と「なら」の違いはp165~で扱います。

4. 対比を表す「なら」の周辺

4.1 主題を表す「なら」

p43

省略

4.2 条件節の「なら」

省略

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第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第1節【限定を表すとりたて助詞とは】

1. 限定のとりたてとは

p45~

限定のとりたてとは、文中のある要素をとりたて、その要素が唯一のものであることを示すこと

・私が好きなのは猫だけだ。

上の文は「だけ」で、文中の「猫」をとりたてて、同類で好きなのは「猫」が唯一であることを示している。

2. 限定を表すとりたて助詞

限定を表すとりたて助詞は、「だけ」「しか」「ばかり」「こそ」

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第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第2節「だけ」

1. 意味と用法

1.1 意味

p46~

・過去問を解いた。

・過去問だけ(を)解いた…ほかは解かなかった。

1.2 述語の制限

「だけ」は述語の制限がない。

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p47~

本で

2.2 述語を名詞化するとりたて

p50~

本で

2.3 ほかのとりたて助詞との結合

p51~

本で

2.4 共起しやすい語句

p52~

本で

3. 限定を表す「だけ」の周辺

3.1 程度を表す「だけ」

p53

本で

3.2「だけに」「だけあって」「だけ(のことは)ある」

本で

3.3「のみ」

本で

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第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第3節「しか」

1. 意味と用法

1.1 意味

p54~

XしかPない:Xが唯一Pで、Xの他の要素はPではない。

・母しかチョコレートをくれない

他の女性(Xの他の要素)は、チョコをくれない(Pではない)という意味。

1.2 述語の制限

p55~

・お酒は日本酒しかだめだ

「だめだ」以外は否定の述語。

・猫しか勝たん。

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p56~

本で

2.2 ほかのとりたて助詞との結合

p58~

本で

2.3 共起しやすい語句

p59~

本で

3.「だけ」との違い

だけ:肯定も否定もOK。唯一を強調

しか:否定のみ。他はないことを強調

・ひらがなだけ書けます。

・ひらがなしか書けません。

4. 限定を表す「しか」の周辺

4.1「しかない」

p61~

・こうなったら納豆を食べるしかない。

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第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第4節「ばかり」

1. 意味と用法

1.1 意味

p62~

ウサギ跳びはきついばかりでトレーニング効果がない。

②最近の弟は筋トレばかりしている。

①はとりたてた要素(きつい)が唯一のもので、ほかのものは排除されている。

②は「筋トレ」を何度もたくさんしていることを強調。ほかのことをしている可能性もある。例えば勉強やゲームをしていても②の文は使える。

話し言葉では「ばっかり」も多い。

1.2 述語の制限

p63~

本で

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p64~

本で

2.2 述語を名詞化するとりたて

p66~

本で

2.3 ほかのとりたて助詞との結合

p68

本で

2.4 共起しやすい語句

p68~

本で

3.「だけ」「しか」との違い

p69~

本で

4. 限定を表す「ばかり」の周辺

4.1 程度を表す「ばかり」

p70

本で

4.2 比喩を表す「ばかり」

本で

4.3 概数を表す「ばかり」

本で

4.4 アスペクトを表す「ばかり」

アスペクトを表す「ばかりだ」は、現代日本語文法③p57参照

4.5「ばかりに」

p71

本で

4.6「気持ちばかり」「心ばかり」「名ばかり」「申し訳ばかり」

本で

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第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第5節「こそ」

1. 意味と用法

1.1 限定を表す中心的な用法

p72~

「こそ」は、ほかのものを排して、とりたてたものを強調

A:おせわになりました。

B:いえいえ、こちらこそ

・今年こそ試験に合格するぞ!

1.2 逆接条件節・等位節の中で限定を表す用法

p73~

本で

1.3 述語の制限

p74

「こそ」は、客観的な事実ではなく、話し手の判断を述べる文で使われる。

*今年こそ試験に合格した。

○今年こそ試験に合格するぞ。

2. 接続と共起

2.1 とりたてられる要素

p76~

本で

2.2 ほかのとりたて助詞との結合

p79~

3.「だけ」「しか」「ばかり」との違い

4. 限定を表す「こそ」の周辺

4.1「こそは」

p79~

本で

4.2「それでこそ」

p80

本で

4.3「それこそ」

p81

本で

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第9部とりたて 第4章限定を表すとりたて助詞 第6節【関連する表現】

1. 限定を表す「が」

1.1 意味と用法

p81

本で

1.2 述語の制限

p82

「が」は述語の制限なし

1.3 とりたてられる要素

p83~

本で

1.4 共起しやすい語句

p84

本で

2. 限定に関連するそのほかの表現

2.1「に限り」

p84~

本で

2.2「に限って」

p85

本で

2.3「にすぎない」

p85~

本で

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本日の問題の答え

【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを1つ選べ。

(17)【「だけ」の用法】p53

1 欲しいだけ持っていっていいですよ。p53「程度」や「限度」を表す「だけ」

2 この本だけは手放したくない。p51 限定をあらわすとりたて助詞の「だけ」

3 この秘密は、姉と私だけしか知らない。p51 限定をあらわすとりたて助詞の「だけ」

4 あくせく働いてお金をかせぐだけが人生じゃない。p50 限定をあらわすとりたて助詞の「だけ」

5 お湯を注ぐだけで、スープができる。p50 限定をあらわすとりたて助詞の「だけ」

1だけ限定を表す取り立て助詞の「だけ」ではない。

よって、答えは1

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