肯定証拠と否定証拠の違い【フィードバックのやり方】

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肯定証拠とは?

肯定証拠とは、正しい表現の情報

英語は、positive evidence

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否定証拠とは?

否定証拠とは、ある表現が文法的にあるいは語用論的に間違いであることを示す情報。日常生活(現実のコミュニケーション場面)では、教室場面と異なり、学習者が誤った表現をしてもそれを指摘される場面は少ないため、否定証拠は得られにくい

英語は、negative evidence

子どもが母語を学んでいく過程でも、子どもの言葉が誤っていても大人はそれをいちいち正さないことが多いので、否定証拠は得られにくい。しかし子どもは何が正しいか何が正しくないのかの情報を得られなくても正しい文法を習得します。これを「否定証拠欠如の問題」といいます。

否定証拠について詳しくは「第二言語習得における否定証拠提示の効果」をどうぞ。

否定証拠の例

「昨日は猫カフェに行きます」「昨日は過去なので行きますじゃないです。行きましたです」

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否定証拠・肯定証拠が出題された日本語教育能力検定試験の過去問

平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4選択肢1【対話の相手から否定証拠が与えられること】

平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問5【訂正フィードバックの役割】

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