ルーブリックとは?
ルーブリックとは、表を使って学習の達成度を測る評価方法
ルーブリックは、学習者の評価項目と到達度をマトリックスの形で組み合わせた評価表である(平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題7問1)。
ルーブリックでは、ペーパーテストが難しいパフォーマンス課題(プレゼン等)も評価できる。
ルーブリックの具体例
| 評価点低 | 評価点中 | 評価点高 |
---|---|---|---|
評価項目1 | 評価基準 | 評価基準 | 評価基準 |
評価項目2 | 評価基準 | 評価基準 | 評価基準 |
観点と尺度から表を作ります。
C | B | A | |
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コミュ力 | 飼い猫の粗相を未然に防止できる | 見つめてくる野良猫の言いたいことがわかる | 爪切り嫌いな猫を説得できる |
モテ力 | 家に帰ったら玄関で飼い猫が待っている | 出会った野良猫の多くが猫なで声で近づいてくる | 外を歩くと野良猫にストーカーされる |
下記の動画の4:28~からルーブリックについて説明しています。
ルーブリックのメリット・デメリット
・複数の項目で評価ができる。
・レポート、プレゼンなどパフォーマンスの質の評価に向いている。
・自由記述欄はなく、記載評価項目以外の評価はできない(客観的にするため)。
・大規模なテストには向いていない。
ルーブリックが出題された日本語教育能力検定試験の過去問
・令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題11問5【ルーブリックに関する記述】
・令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題7問2【ルーブリックに関する記述】
・平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題7問1【ルーブリックの説明】