ティーチング・ポートフォリオとは?
ティーチング・ポートフォリオとは、教育改善を目的として、教師が自己省察(せいさつ)に利用するデータや資料を集積したもので、教育業績の裏付けとしても用いられるものです(平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題7問3より)。
英語では、Teaching Portfolio
ティーチング・ポートフォリオを作成する際には、 ティーチング・ポートフォリオの作成経験があるメンターの(支援者)サポートを受けながら共同して作成することが推奨されています。
ティーチング・ポートフォリオの5つの要素
ティーチング・ポートフォリオは以下の5つの要素で整理されて記述されます。
①責務
何を行っているか。
②理念
どのような考えに基づいて行っているか。
③方法
その考えをどうやって実践しているか。
④成果
その方法を行った結果、どうだったか。
⑤目標
今後どうするか。
ティーチング・ポートフォリオが出題された日本語教育能力検定試験の過去問
・平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題15問5【ティーチング・ポートフォリオの説明として不適当なもの】
・平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題7問3【 教育改善を目的として教師が自己省察に利用するデータや資料を集積したもので教育業績の裏付けとしても用いられるものは何か】