試験Ⅰと試験Ⅲの時間配分と問題を解く順番

日本語教育能力検定試験の対策
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試験Ⅲの時間配分

試験Ⅲの解答時間は120分

日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第5版p526では

記述問題を約20分~30分で書くことが求められるとありますので

試験Ⅲの記述問題は30分を目安にします。

最後の見直しに10分とします。

120分ー40分=80分

記述問題以外の大問が16あるので

80分÷16問=5分

大問1つにつき5分が目安になります。

記述問題が苦手で時間がたくさん必要という方は

大問1つにつき4分30秒(270秒)を目安にしてください。

270秒×16問=4320秒

120分は7200秒なので

7200秒ー4320秒=2880秒

2880秒(48分)

記述問題と見直しに48分かけることができます。

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試験Ⅰの時間配分

試験Ⅰの解答時間は90分

試験Ⅲと同じように大問を5分で解くとします。

問題3はABCDにわかれているので

問題3から問題15までで大問が16問あります。

16問×5分=80分

残り10分しかありません。

問題1と問題2で20問あります。

10分÷20問=0.5分(30秒)

残り10分の場合は、1問30秒で解かなければなりません。

これは厳しすぎます。

問題1と問題2は1問40秒を目安にしてみます。

40秒×20問=800秒

800秒かかります。

試験Ⅰは90分

5400秒あります。

5400秒ー800秒=4600秒

この4600秒で残りの大問と見直しをやります。

問題3以降は大問1つにつき4分30秒(270秒)で解くとすると

270秒×16問=4320秒

4600秒ー4320秒=280秒

見直しは280秒(4分40秒

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試験Ⅰは試験Ⅲより時間が厳しい

試験Ⅰの大問(問題1と問題2を除く)目安:4分30秒

試験Ⅰの見直し時間目安:4分40秒

試験Ⅲの大問(記述問題を除く)の目安:5分

試験Ⅲの見直し時間目安:10分

こうしてみると試験Ⅰのほうが試験Ⅲより時間が短いことがわかります。

令和2年度も試験Ⅰはほとんどの人が時間が足りなかったと言っていました。

試験Ⅰを解く際は時間に気を付けてください。

問題1を10分以内で解ければいいペースです。

40秒×15問=600秒(10分)

もし問題1と問題2が終わった時点で15分以上かかっていたら

その後は急ぐよう意識してください。

時間がかかる問題はスキップする! 

難しい問題は他の人もできなくて差がつかないからパス

このマインドが大切です。

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【問題を解く順番】試験Ⅰの問題3と試験Ⅲの問題1~3は難問が多い

試験Ⅰの問題3のABCDと試験Ⅲの問題1~3は文法問題の難問が多く、他の問題より時間がかかります。

一方で、試験Ⅰと試験Ⅲの最後の方は時事問題になります。

時事問題は知っているか知っていないかなのですぐに解けます。

つまり、大問によって必要な時間はかなり変わります。

大問1つに4分30秒あるいは5分はあくまで目安です

先に後ろの方の時事問題からやる!

という戦略もアリでしょう。

特に試験直前に時事問題の知識を暗記している人は

忘れないうちに後ろの方にある時事問題に挑戦することをおすすめします。

ただし、順番を変える場合はマークシートの記入がずれる恐れがあります。

正しい位置にマークしているか気を付けてください。

順番通りにやるという方は

試験Ⅰの問題3と試験Ⅲの問題1~3は難しい問題が多いので時間をかけすぎないように注意してください。

難しい問題は他の人もできません

令和2年度の最高点は213点です(満点は240点)。

各校の解答速報担当者も受けています。

10年以上日本語教育能力検定試験を受け続けて合格し続けているベテランの日本語教師の方もいます。

大学院で日本語を研究している方もいます。

このような方々が全力を出しても最高で213点です。

つまり、どんなにできる人でも10問中1問は間違える

毎年、各校の解答速報も公式と違う解答が何問もあります

それが日本語教育能力検定試験です。

できない問題は気にしないでください。

難しい問題はスキップして、簡単な問題を落とさないようにすれば合格できます

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