サピア・ウォーフの仮説とは【言語的相対論】
サピア・ウォーフの仮説とは、言語はその話者の考え方に影響を与えているとする仮説。強い仮説と弱い仮説がある。
・サピア・ウォーフの仮説とは、母語話者の思考や経験様式が言語に依存しているという考え方(令和2年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題12問1)
・サピア・ウォーフの仮説によると、言語は人の認知過程に決定的な影響を及ぼす(平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題12問1)
・言語相対論とは、言語と文化・思考が関わっているとする考え方(平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題15問2)
サピア・ウォーフの仮説の別名は言語相対論、言語的相対論、言語的相対性原理、SWH
英語では、
Sapir-Whorf hypothesis
Theory of linguistic relativity
Principle of linguistic relativity
サピア・ウォーフの強い仮説とは?
強い仮説とは、人間の思考は言語によって決まるのだ! という仮説
サピア・ウォーフの弱い仮説とは?
弱い仮説とは、人間の思考は言語の影響を受けているんじゃない? という仮説
サピア・ウォーフの仮説(言語相対論)が出題された日本語教育能力検定試験の過去問
・令和2年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題12問1【サピア・ウォーフの仮説の説明】
・平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題15問2【言語と文化・思考が関わっているとする考え方は?】→言語相対論
・平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題12問1【サピア・ウォーフの仮説の説明】
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