H29(2017年度)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰの問題1の(3)は【東京方言のアクセント型】です。
東京方言?
と焦らないでください。
東京方言とは、いわゆる標準語、共通語のことです。
これも、隣の人には聞こえないくらい小さい声で発音すれば東京の人には簡単な問題。
1 まぐろのアクセントは低高高
2 はまちのアクセントは低高高
3 うなぎのアクセントは低高高
4 あわびのアクセントは高低低
5 あなごのアクセントは低高高
よって答えは4です。
試験勉強を日本語教師の仕事につなげよう
私のアクセント、実はめちゃくちゃです。
よく友人に「変だ」と指摘されます。
なので、日本語の共通語として正しいアクセントで発音できなくても日本語教師にはなれます。
ただし、日本語の共通語のアクセントのルールを知っておかないと、外国人学習者のアクセントが変だと感じる時、どうして変なのか指摘できません。
アクセントのお手本を見せて、それをマネしてもらうだけなら、日本人(特に東京人)ならだれでもできます。
プロの日本語教師になりたいのであれば、それがなぜ変なのか説明できるといいでしょう。
学生にアクセントのルールを説明する機会はあまりありませんが、知っておくことで学生のアクセントがどうして変なのか論理的に理解できるのです。
というわけで東京方言のアクセント型のルールについて勉強したい方は下記の動画をどうぞ。