【過去問解説】令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8【2019】異文化コミュニケーション

R1試験Ⅰ
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高コンテクスト文化

:空気を読む(日本)

例)日本女子の「行けないかも…」→「絶対行かない」

                      「また今度」→「二度と会わない」

   私も若かりし頃は何度も失敗を…。

低コンテクスト文化

:言葉を読む(ドイツ)

日本的なコミュニケーション・スタイルの特徴

・直接言わない。

・婉曲的。螺旋的に。周りから固めていく。

・そのうち相手が察するのを期待。

・思いやり。

・察せない人は空気が読めない(KY)として避けられたり陰口を叩かれたり。

バーバル・コミュニケーション

言葉を使ってコミュニケーション

ノンバーバル・コミュニケーション

言葉以外を使ってコミュニケーション

例)ジェスチャー、表情、相手との距離、パラ言語

パラ言語

言葉を発するときに付随するもの。

例)イントネーション、声の大きさ、高さ、間(ポーズ)

エポケー

判断中止。判断留保。

異文化や違う考えを否定しない。

思い込みで決めつけない。

例)

「犬より猫の方がかわいいですよ」「いや、猫の方がかわいい」   ×

「犬より猫の方がかわいいですよ」「へー、君はそう考えるんですね」〇

アサーティブ・コミュニケーション

アサーティブとは「自己主張」

一方的な自己主張ではなく、互いの意見を尊重すること。

相手に共感を示すことが大事。

×の例

「犬より猫の方がかわいいですよ」「いや、犬の方がかわいい」

〇の例

「犬より猫の方がかわいいですよ」

「確かに犬もかわいいですよね。私は猫の方が好きですが」

カルチャー・アシミレーター

(異文化同化訓練/ケース・スタディ)

 異文化摩擦の事例を読み、それを解釈した4つの選択肢から自分の考えに合うものを選ぶ。選んだ理由を他のメンバーと話し合い、どうして問題が起こったのかどうすればよかったのか理解を深めていく。

例)A「犬より猫の方がかわいいですよ」B「いや、猫の方がかわいい」→けんかになりました。

①Aが自分の意見を述べたのが問題。②Aが犬好きなのが問題。

③Bがすぐ否定したのが問題④猫はかわいい

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問1の解き方

日本的な特徴は「察して」「婉曲的」

よって、答えは3

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問2の解き方

「書き言葉」は

バーバル・コミュニケーション

よって、答えは1

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問3の解き方

「判断・評価を保留」

よって、答えは2

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問4の解き方

「相手に共感」「自分の意見」

よって、答えは1

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問5の解き方

「問題事例」「選択肢」「自分の考え」

よって、答えは4

2はバファバファというゲーム

平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題8問5は「カルチャーアシミレーター」を選ぶ問題。

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