令和2年度(2020年)日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ問題1(5)は【音読みの種類(漢音・唐音)】です。
音読みの種類が漢音なのか唐音なのか判別する問題です。
漢音とは、奈良時代後期から平安時代はじめごろに中国から入ってきた音。たくさんある。
唐音とは、平安時代中期から江戸時代末期までに中国から入ってきた音。レア。
漢音と唐音が分からなくても、仲間外れを選ぶ問題なので、読み方が一番マイナーそうなものを選べば正解にたどり着けるでしょうか。
選択肢を見てみると、2の「子」の「ス」という読み方はマイナーですよね。普通は「女子」の「シ」じゃないかと。
- 体力 「リョク」は漢音
- 扇子 「ス」は唐音
- 学期 「キ」は漢音
- 文章 「ブン」は漢音
- 下降 「カ」は漢音
よって、答えは2