【過去問解説】平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題12【2017年】

H29試験Ⅲ
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問1の解き方

「公用語」という漢字から考えるとわかります。

公用語とは、(おおやけ)の場でいる

公的な場所で使用する言語

よって、答えは1

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問2の解き方

これは感覚でわかるでしょうか。

選択肢を見ると

選択肢2の「言う(う)」→いう

選択肢3の「映画(えが)」→えいが

選択肢4の「地震(しん)」「縮む(ちむ)」→じしん、ちぢむ

明らかに変です。

よって、答えは1

「現代仮名遣い」の表記について詳しく知りたい方は文化庁のウェブサイト『現代仮名遣い』へ

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問3の解き方

選択肢1

「昭和21年」なのに「一般社会での伝達を円滑にするため」というのに違和感

もっと昔なら、各地で使用する言葉が違い一般社会での伝達が難しかったかもしれませんが。

選択肢2

「昭和21年」なのに「情報機器の普及」に違和感

情報機器は情報にアクセスするための機器

パソコンやスマホ

「昭和21年」では、まだまだ普及していないでしょう。

というわけで

選択肢3か4か

この2つは絞り切れませんでした。

公式をみれば答えは3

選択肢3をそのまま覚えておけばよいでしょう。

昭和21年の「当用漢字表」の「まえがき」には以下のような記載があります。

この表は,法令・公用文書新聞・雑誌および一般社会で,使用する漢字の範囲を示したものである。

昭和21年の「当用漢字表」の「まえがき
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問4の解き方

選択肢1「つき」

訓令式「tuki」ヘボン式「tsuki」

選択肢2「ふね」

訓令式「hune」ヘボン式「fune」

選択肢3「はし」

訓令式「hasi」ヘボン式「hashi」

選択肢4「じゃま」

訓令式「zyama」ヘボン式「jama」

よって、答えは1

ローマ字の表記方法について詳しく知りたい方は下の記事へ

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問5の解き方

選択肢1

「申込」という複合名詞は慣用に従って送り仮名をつけないので「申込」が正しいです。

選択肢2

読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことができるので「終わる」でも「終る」でもOK

選択肢3

「向う」と書いた場合、「むかう」なのか「むこう」なのか分かりません。

「むかう」の場合は、「向かう」と書きます。

修正は正しいです。

選択肢4

読み間違えるおそれのない場合は、送り仮名を省くことができるので「当たる」でも「当る」でもOK

よって、答えは3

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