副詞節とは、副詞のように主節の述語を修飾する節。連用修飾節ともいいます。副詞節には、条件節、原因・理由節、目的節、時間節、様態節などがあります。
条件の例
条件節には、流れ通りの順接条件と流れと逆の逆接条件があります。
順接条件の例(「と」「ば」「たら」「なら」)
・毎日勉強すると、合格できます。(毎日勉強すると:条件節、合格できます:主節)
・毎日勉強すれば、合格できます。
・毎日勉強したら、合格できます。
・毎日勉強するなら、合格できます。
逆接条件の例(「が」「けれども」「のに」「ても」)
・ディズニーランドに行ったが、雨が降っていた。
・ディズニーランドに行ったけれども、雨が降っていた。
・ディズニーランドに行ったのに、雨が降っていた。
・ディズニーランドに行っても、雨が降っていた。
原因・理由の例(「ので」「から」「ために」「て」)
・お腹が空いたので、ご飯を食べました。
・お腹が空いたから、ご飯を食べました。
・お腹が空いたために、ご飯を食べました。
・お腹が空いて、ご飯を食べました。
目的の例(「ために」「ように」)
・猫と遊ぶために、毎日働きます。
・猫と遊べるように、毎日働きます。
時間の例(「とき」「あと」「まえ」「てから」「うちに」「あいだに」)
・勉強するときは、猫と遊びません。
・勉強したあとで、猫と遊びます。
・勉強するまえも、猫と遊びます。
・猫と遊んでから、勉強します。
・猫が寝ているうちに、勉強します。
・猫が寝ているあいだに、勉強します。
様態(「ように」「ながら」「ほど」)
・猫は怒ったように、鳴きました。
・猫と遊びながら、勉強しています。
・死ぬほど、楽しいです。