ジャーナル・アプローチとは?
ジャーナル・アプローチとは、学習者と日本人援助者によるノートの交換です。
学習者は感じていること、思ったこと、悩んでいることなどを自由にノートに書きます。日本人援助者は書かれた文章を読んで、自分の考えを書きます。これを継続することがジャーナル・アプローチです。
交換するノートをジャーナルといいます。
ジャーナルでは表現の形式や内容は問わないので、日記帳のようなものもあれば、論文調のようなもの、詩のようなものもあります。
「授業の振り返り」の方法の一つの「ジャーナル」とは?
平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題5問4では、教師と学習者のジャーナル・アプローチではなく、教師が自身の授業を振り返る方法の一つとして「ジャーナル」が問われています。
授業の振り返りの方法の一つとしてのジャーナルとは、授業記録を書き、同じレベルの授業を担当する教師と共有し意見交換すること(平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題5問4選択肢2より)。
ジャーナルのポイントは「書く」のようです。
ジャーナルと言われたらジャーナリストが思い浮かびます。
ジャーナリストは何をする人?
新聞や雑誌などを書く人。
journalをウィズダム英語辞典で調べてみると
①専門誌、定期刊行物、会報、新聞
②日記、日誌
ジャーナル・アプローチが出題された日本語教育能力検定試験の過去問
・令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題10問4【ジャーナル・アプローチの実践例】
・平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題11問5【ジャーナル・アプローチに関する記述】