シミュレーションの意味
シミュレーションとは、ある出来事を疑似的に体験することです。
日本語教育でシミュレーションと言えば、異文化シミュレーションが有名です。異文化を疑似的に体験します。
日本語教育でのシミュレーションの例
・2つのグループに分かれ、お互い違った習慣や価値観という設定で、互いに交流し、異文化を体験する(バファバファ)。
・地球温暖化問題を各国の担当大臣が話し合うという設定で、解決策を議論する。
ロールプレイの意味
ロールプレイとは、ある役割を演じることです。
①ロール(役割)
②プレイ(演じる)
日本語教育でのロールプレイの例
・マクドナルドの注文場面で店員と客を演じる。
・朝、上司とエレベーターで2人きりと言う設定で、上司と部下を演じる。
シミュレーションとロールプレイの違い
シミュレーションはどんな出来事を体験するか
ロールプレイはどんな人を演じるか
ある出来事を体験してもらいたいならシミュレーションを考えます。
ある人を演じてもらいたいならロールプレイを考えます。
シミュレーションが出題された日本語教育能力検定試験の過去問
・令和3年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題7問3【ビジネスパーソンの教育でのシミュレーション活動】
・平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題11問4【シミュレーションの例】
・平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題9問3【異文化シミュレーションゲーム】
・平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題10問2選択肢4【シミュレーション・ゲーム】