学習形態の種類【ブレンディッド・ラーニング,ハイフレックス型授業,反転授業,プログラム学習,CAI,WBT】

日本語教員試験・日本語教育能力検定試験の対策
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ブレンディッド・ラーニングの意味

ブレンディッド・ラーニングとは、オンラインでの学習と教室での対面学習を効果的に組み合わせた学習形態のこと。

英語は、blended learning

blend:よく混ぜる

Blended Coffee(コーヒーのブレンド)やBlended Whisky(ブレンデッド・ウィスキー)をイメージするとわかりやすい。

オンライン学習対面学習を組み合わせ、相互補完的に活用する学習形態(令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題7

オンラインでの学習と教室での対面学習を効果的に組み合わせた学習形態(平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題5問2より)

ブレンディッド・ラーニングを行うことで対面授業を減らすことができるので

密を避けることができ、コロナ下で注目されるようになりました。

ハイフレックス型授業とは?

ハイフレックス型授業とは、対面授業とオンライン授業が提供され、学生が自在に選択することができる授業形態。Hybrid-Flexibleの略。

Hybrid:混成物、雑種

Flexible:柔軟な、融通のきく

・教室にウェブカメラなどを設置し、対面授業とオンライン授業とを同時に行う授業形態(令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題7問3)

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オンライン授業の同期型と非同期型とは?

具体例メリットデメリット
同期型Zoom、Skype、Google Meet双方向(すぐ質問できる)、LIVEの臨場感時間が決まっている、ネット環境の問題
非同期型Moodle、YouTube、vimeo、TikTok好きな時に、好きなペースで自律的に学ぶ力が必要なため、学習者によっては学習の継続が難しい

同期型学習:リアルタイム

例)Zoom、Skype、Google Meet

〇メリット

・双方向、LIVEの臨場感

×デメリット

・時間が決まっている、ネット環境の問題

・非同期型に比べ、インターネット環境が不安定であることが問題になりやすい(令和6年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4問4)

非同期型学習:ネットにある動画

例)Moodle、YouTube、vimeo

〇メリット

・好きな時に、好きなペースで。

・学習者は同期型に比べ、時間に縛られない学習環境を確保することができる(令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題7問2)

×デメリット

・自らの強い意志が必要。

・自律的に学ぶ力が必要なため、学習者によっては学習の継続が難しい(令和元年度日本語教育能力試験Ⅰ問題7問1

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プログラム学習の意味

プログラム学習とは、学習者それぞれの能力差、個人差に応じて異なった過程で学習していくこと。

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CAIの意味

CAI(Computer Assisted Instruction)とは、コンピュータソフトウェアを使って教育すること。コンピュータ支援教育ともいいます。

CAIによるプログラム学習では、マルチメディアによる多様な経験をすることができます (平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題8問1より) 。

CAIによるプログラム学習の具体例

・コンピュータを用いた、スモールステップ方式の漢字練習(平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題8問1より)

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WBTの意味

WBT(Web Based Training)とは、 インターネットを使って教育すること。Webラーニングともいいます。

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学習形態が出題された日本語教育能力検定試験の過去問

令和6年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4

令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題7

令和元年度日本語教育能力試験Ⅰ問題7【e-learning

平成28年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題5問2

平成25年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題8【CAIとe-learning】

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