【過去問解説】日本語教育能力検定試験Ⅰ問題5【平成28年度】2016年

H28試験Ⅰ

日本語を教える際に主教材として最も使われている教科書は『みんなの日本語』。

『みん日』と略して呼べば、これであなたも日本語教師!

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問1 教材を自作する際に気をつけること

「自作のプリント教材」を作成する際の留意点として不適当なものを選びます。

1,重要な箇所はフォントを変えるなどして目立たせ、注意を引きつけることは、見やすくなりますので、「自作のプリント教材」を作成する際に気をつける点として適当です。

2,情報を階層的に構造化するために、見出しやインデントを効果的に用いれば、読みやすくなりますので、「自作のプリント教材」を作成する際に気をつける点として適当です。

3,図表には適切なタイトルをつけ、説明文の中で図表に言及すれば、理解しやすくなりますので、「自作のプリント教材」を作成する際に気をつける点として適当です。

4,プリントに様々な情報を盛り込んだ詳細な図を使うと、分かりにくく、イメージを具体化できません。情報を限定して分かりやすい図にしましょう。

よって、正解は4です。

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問2 ブレンディッド・ラーニングとは?

オンラインでの学習と教室での対面学習を効果的に組み合わせた学習形態をブレンディッド・ラーニングといいます。コロナ下で注目されるようになりました。

よって、正解は2です。

他の選択肢の言葉の意味については下記記事参照

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問3 モジュール型教材とは?

モジュール型教材とは、各単元がそれぞれ完結しており、どれをどの順序で使うかを自由に決められる形式の教材(日本語教育能力検定試験に合格するための教授法111頁より) 。モジュール型教材は、学習者のニーズやレディネスに合った課を選択して使用できます。

よって、正解は2です。

教材は毎年、日本語教育能力検定試験Ⅰ問題5で出題されます。

日本語教育能力検定試験では毎年試験Ⅰの問題5で、教材に関する問題が登場しますので、日本語教育に関する教材は最重要分野の一つ。過去の問題5もチェックして今年の問題5に備えましょう。

平成23年度(この年は問題6)は、インターネット教材と著作権など

平成24年度は、聴解教材について

平成25年度は、教材の作成・選択とコースデザインなど

平成26年度は、絵カードと初級聴解教材とシラバスなど

平成27年度は、オンライン教材と著作権など

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問4 トピックシラバスの特徴

研究社日本語教育事典によれば、
トピックシラバス(話題シラバス)とは、『実社会で話題になっている事柄や、学習目標、学習者のニーズ、関心等に応じて必要性が高いと思われる話題を配列したもの。これらの話題を理解し、付随する学習活動を行うのに必要な語彙や文型を提示している。中級以上の学習者を対象にした教科書で採用されることが多い。』

日本語教育能力検定試験に合格するための用語集によれば、
トピックシラバス(話題シラバス)とは 、『「旅行」「家族」「日本の教育」など、コミュニケーションの際に挙がる話題で分類し構成されたシラバスのこと。ある話題について意見を述べたり、話し合ったりする能力を養成するのに適しているが、一方で体系的に学習を構成することが難しいという難点もある。コース開始直後から話題に関する語彙や表現を網羅的に学ぶこと、相応のコミュニケーション能力も求められることから、中級以上の学習者に適している。ナチュラル・アプローチの中心を成すシラバスである。』

以上より、正解は1と思料します。

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問5 教科書の構造分析

コメント欄より引用

「平成25年度の過去問試験I問題5では、「背景となっている理論と指導方略」が教科書分析の観点に含まれていたので。」

よって、正解は4です。

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