プライミング効果とは?

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プライミング効果の意味

言語学におけるプライミング効果とは、先に提示された語によって、それに関連する語が思い出されやすくなること(平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題10問1)。

一般的なプライミング効果とは、前に見聞きした情報が、その後の行動に無意識のうちに影響を与えること。

例えば、朝にYouTubeでカレーの映像を見た日のランチに無意識でカレーを選んでしまうこと。

私たちの語彙知識は、語の意味、文法、形、音韻によってネットワーク化されて記憶に貯蔵されている。プライミング効果が見られるのもそのためである。

平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題10より引用

英語では、Priming effect

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プライミング効果の例

・「ピザって10回言って」と指示した後に、肘を指して「じゃあ、ここは?」と尋ねると、思わず「ひざ」と言ってしまうこと(正解は「ひじ」)。

・リキャスト(教師がさりげなく直した言葉が頭に入るので、次に自分が使う時も無意識のうちに正しく言えるようになるかも)

・他者が用いた言語形式に影響を受け、それと同じ言語形式の使用が増える(平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題11問5)。

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プライミング効果が出題された日本語教育能力検定試験の過去問

令和5年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題11問4

平成30年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題11問5【プライミング効果の例】

平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題10問1【プライミング効果の説明】

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