表語文字とは?
表語文字とは、語を表す文字です。
表語文字は、1つの文字だけで1つの語(単語)を表すことができます。
人:people
猫:cat
幸:happy
表語文字は英語で、logogram(ロゴグラム)
表語文字の例
・漢字
表語文字のメリット
・一見して意味が分かる。
・それだけで使える。
表語文字のデメリット
・文字が多すぎる。
表音文字とは?
表音文字とは、音を表す文字です。
ただし、表音文字だけではどんな音を表すのかわからないので
最近では表す音によって音素文字や音節文字を使うことが多いです。
表音文字は英語では、phonogram(フォノグラム)
表音文字の例
・ローマ字
・仮名
表音文字のメリット
・文字の組み合わせて語をつくるので文字が少なくて済む。
・文字を見て音がすぐに分かる。
表音文字のデメリット
・覚える文字は少ないがつづりかた(スペル)を覚えなければならない。
音素文字とは?
音素文字とは、音素を表す文字。表音素文字
音素文字の例
・ローマ字
音節文字とは?
音節文字とは、音節を表す文字。表音節文字
音節文字の例
・仮名(ひらがな・カタカナ)
音素文字と音節文字の違い
音素文字「neko」
音節文字「ねこ」
音素文字では、母音と子音がぞれぞれ文字を持っていることがわかります。
母音字:e,o
子音字:n,k
音節文字では、子音が母音とセットになっています。
「ね」:子音n+母音e
「こ」:子音k+母音o
表意文字とは?
表意文字とは、意味を表す文字です。音は決まっていません。
表意文字は英語で、ideogram
表意文字の例
・数字(1,2,3,4,5…)
・絵文字 😁
・顔文字 !(^^)!
例えば数字の「1」は日本語では「イチ」と言いますが、英語では「ワン」と言います。音が決まっていません。