TPRとは
TPRとは、聞くことを優先した教授法。学習者は、教師の指示通りに体を動かします。学習者は無理に話さなくていいので、「話さなきゃ」というプレッシャーから解放されます。全身反応教授法とも。子どもの歌によくありますね。
心理学者のアッシャーが提唱。
英語は、Total Physical Response
TPR(全身反応教授法)の例
例)
教 師:立ってください
学習者:(実際に立ちます)
TPRによる英語の指導例
こちらのYouTube動画を見れば
TPR(全身反応教授法)のことが一発で分かりますので
1度見ておくことをおススメします。
TPRが出題された日本語教育能力検定試験の過去問
・令和2年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4問5選択肢2【「窓を開けてください」などの指示を出し、実際にその動作を行わせる】
・令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4問1選択肢4【TPR(Total Physical Response)】
・令和元年度日本語教育能力検定試験Ⅱ問題4の3番問1選択肢a【TPR(Total Physical Response)】
・平成29年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4問1選択肢4【TPR(Total Physical Response)】
・平成27年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4問2選択肢2【TPR(Total Physical Response)】
・平成26年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題6問1選択肢2【TPR】
・平成24年度日本語教育能力検定試験Ⅰ問題4問5選択肢2【トータル・フィジカル・レスポンス(TPR)】
・平成23年度日本語教育能力検定試験Ⅲ問題8問1【教師が指示を出して学習者が動作で反応するという活動の背景にある考え方は?】→幼児が母語を習得するときのように、話す力よりも聴く力を先に発達させるべきである。